[シドニー]日本の運転免許証をNSW免許証に切り替え(分かりやすく説明)

2022年10月9日

運転免許証の切り替え。面倒にも思えますが、日本人の場合は試験をパスすることができるので意外とすぐに終わります!

オーストラリアの滞在が長くなると、身分証明書が必要になる場面が多いので運転免許証があった方がいろいろと便利になります。毎回パスポートと翻訳証明書を携帯するのは面倒ですしね。

知っておくべきルールはシンプルですので、難しい説明はなしでどこよりも分かりやすく説明します‼️

スポンサーリンク

NSWの免許証取得ルール

オーストラリアの居住者(永住者)の場合

✅3ヶ月までは海外の免許証、翻訳証明書、パスポート、ビザの証明書を携帯することで運転可能ですが、それ以降はNSW運転免許証に切り替える必要があります。

海外からの一時滞在者(ワーホリ、留学、旅行など)の場合(オーストラリアの居住者(永住者)ではない)

✅同じく滞在中は海外の免許証、翻訳証明書、パスポート、ビザの証明書を携帯することが可能。希望をする人は、NSW運転免許証への切り替えが可能です。

*翻訳証明書は serviceNSW の窓口で発行してもらえます。通常7日営業日$80、速達2日営業日$105日本領事館で発行されたものは認められていません。

切り替えに必要な書類

  • 海外(日本)の運転免許証(コピーはNG)
  • 翻訳証明書(NATI の資格保有者の翻訳もしくはServuce NSWで翻訳されたもののみ)
  • 身分証明書①パスポート/ NSW発行のフォトID / 学生証 (フルネームと生年月日が記載されていること)
  • 身分証明書②クレジットカード / バンクカード / 銀行取引明細 / 光熱費の領収書 (正式に発行されたもの)
  • コンタクトレンズやメガネ (必要な場合)
  • 申請費用
  •  'Licence Application’(serviceNSW でももらえますし、PDFから事前に記入することもできます)

申請費用

日本の運転免許証を取得してから12ヶ月が経過していないP1ライセンスに切り替え可能$66
日本の運転免許証を取得してから12ヶ月以上3年未満P2ライセンスに切り替え可能$103
日本の運転免許証を取得してから3年以上経過しているUnrestricted licence (gold)
に切り替え可能(full licence と言われています)
1年: $66
3年:$154
5年:$208
2024年3月現在

NSW運転免許証への切り替え条件

日本人は、「Knowledge and driving test exemptions」が免除されます。日本でいう学科試験と実技試験です。よって、窓口で申請を行い、問題がなければそのまま視力検査をして免許証用の写真を撮るだけなのです🙌

永住権を所有している人でない限りは、NSW licence as a temporary overseas visitor(一時滞在者NSW運転免許証)となります。運転条件や、実際に手にする免許証は全く同じですがカードに一時滞在者を区別するためのアルファベットQが追加されます。

申請費用の表を見るとわかるように、日本の運転免許証のレベルによってNSWで切り替えられるクラスが変わります。

P1、P2 ライセンスには条件がつきます。(詳しい条件はServiceNSWのサイトを読んでください)

P1

  • 乗用車のみの運転
  • Pマーク(赤)を車の前後に配置する
  • 時速90km が上限
  • 深夜は21歳以下の人を同情させない など、、、

P2

  • Pマーク(緑)を車の前後に配置する
  • 時速100km が上限

申請時の注意点

オーストラリアの法律で、同時に2カ国の運転免許証の所持は禁止されています。そのためエンドースと言われる裏書の処置をするのが基本のようですが、中にはカードの端の部分をカットしてしまったり、穴を開けて使用できないようにしていたようです。

面倒なことにService NSW のスタッフによって対応や知識にさがあるのが現実です。エンドース以外で処理をされないように気をつけてください。

もし、穴開けされそうになったらその自衛措置として、RMSの係員に以下の様な申し入れを行ってください。

The Japanese Government has an agreement with the RMS that not to punch a hole in Japanese Driver’s licence. Could you endorse the back of the license,not hole punch, please.

https://www.sydney.au.emb-japan.go.jp/itpr_ja/life_and_safety_driver_license.html

運転免許証の切り替えをする前に、翻訳証明書などを携帯して運転していた人の場合はNSWの運転免許証が届くまでの間は無効になります。窓口で免許証の代わりになる証明書を発行してもらえますので、カードが手元に来るまではパスポートなどの身分証明書と一緒にこの証明書を使用します。

NSW Driver licence を申請するにあたって過去の交通違反経歴などを調べて、未払いの罰金がないかなども調べられます。場合によっては、確認をするのに時間がかかるため、折り返しの電話が来るまで待つ必要があります。(私のパートナーがそうでした。結局何もなかったのですが、、、😅)

申請から発行までの期間

私の場合、窓口で『3週間以内にポストに届く。もし届かなければ問い合わせをしてほしい』とのことでした。

実際に申請からかかったのは1週間弱でした。

3週間以上経っても届かない場合は、問い合わせるようにしましょう😊

✅運転免許証が届くとService NSW mobile appからデジタルカードの登録ができます。これを持っておくと原本を持ち歩かなくとも身分証明書、運転免許証として提示ができるので便利になります!!

最後に

住所を証明する書類が必要だと聞いていたのですが、実際に提出を求められることはありませんでした。今回この記事を書くにあたって、公式のページを読みましたが、住所を証明する書類が必要なのは永住者の場合だと思います。一時滞在者のリストには記載がありません。

先ほども注意しましたが、Service NSW のスタッフによって対応や知識にさがあります。念のため用意しておいた方が安全かも、、、。

スポンサーリンク

海外生活

Posted by ELICA