オーストラリア 語学学校の体験談[ケンブリッジ コース編」
私はシドニーの「Greenwich College」に17週間通い、Elementary(初級)からUpper-Intermediate(上中級)までレベルを上げることができました。授業だけでなく、学校に通うことでできた友達やコミュニティのおかげで伸びたなと思います。
そんな私が実際に過ごしていた語学学校のの1週間を紹介します。
私が通っていたコース
General English(一般英語)と
Cambridge (ケンブリッジ)から
今回はケンブリッジコースの紹介です。
General English(一般英語)コースについてはこちらの記事をご覧ください
Cambridge Exam Preparation(ケンブリッジ コース)
IELTS や PTE 英語検定とならび
オーストラリアで国が基準としている英語力の評価の一つに「Cambridge」が あります。
他の資格と違う部分は、一度取得した英語レベルの資格は期限がなく一生涯資格として使える所。
点数で評価されるのではなく、レベル別の検定をうけ、その合否が結果として帰ってきます。
- A2 key(KET) 初級
- B1 Preliminary (PET) 初中級
- B2 First (FCE) 中上級
- C1 Advanced (CAE) 上級
- C2 Proficiency (CPE) 最上級
コースの名前の通り、ケンブリッジ検定のためのコースです。
「Greenwich College」だけでなく、多くの語学学校がクローズ型とオープン型の2種類のコースを用意しています。
次で紹介していきます。
ケンブリッジコース
一般的に勧められるのが「Closed Class」と呼ばれる集中型のコース。こちらはコースのスタートから終了まで2ヶ月から3ヶ月の間、途中入学、途中卒業なしで同じメンバーで勉強していきます。クラスのメンバーとの仲も深まり、英語力の向上に集中できます。よって、入学できる日も2ヶ月に1回かそれ以上空いている場合もあります。
VISAの関係で、Closed Class への入学ができない人のためのコースが「Open Class」Greenwichでは「On demand」と呼ばれているコースが用意されています。勉強する内容は同じですが、毎週入学、卒業ができるのでクラス内の入れ替わりが頻繁に行われます。卒業をするタイミングは、個人の判断になりますので自由なコースと言えます。
どちらの場合でも、コースをスタートさせるためにはレベルテストを受けて相当するクラスに入学をします。一般コースからの変更であれば、相当するレベルに自動的に振り分けてもらえます。
授業内容
基礎的な部分からさらに応用的な部分まで勉強します。テストを想定しているので、実際の過去問なども利用して勉強していきます。
テストにはスピーキング、リーディング、リスニング、ライティングがありますので文法ばかりに集中するのではなく、全体的にスキルを上げていきます。
月曜日は先週の復習から始まり、曜日ごとに一つのパートに集中していくスタイルで、
一般コースとは違い、放課後に参加自由のクラスなどはないため、授業の終了時間が1時間ほど長くなります。
9時スタートの16時終わりです。
1週間の授業内容が濃いため、全体的な英語力の向上を感じられやすいのがいい所ですね。
個人的な感想で、一般英語との違いで言えばこんな感じ
- 難しい単語をたくさん学べる
- リスニングの力がつきやすい
- 正しいライティングスキルが身に付く
模擬テスト
そして毎週金曜日が、模擬テストの日。
朝からお昼過ぎくらいまでの時間で、実際のテストと同じように進めていき終了後、採点されたものは次の週の月曜日に返されます。
私は初めての模擬テストで低い割合でしか正解できずに落ちこみましたが、コースの仕組み上それが当たり前なことを先生に言われました。
自分のいるレベルのテストに合格するために2ヶ月もかけて勉強するのです。最初から合格できるレベルで回答できてしまっていたとしたら、それは学校に相談をして上のレベルに変えてもらう必要があります!
基本的に、途中入学はできませんが、振り分けられたクラスが低すぎた場合は交渉する権利がありますので学校に相談してくださいね!学費の無駄になってしまいますから、、、。
「Greenwich College」では本試験も行なっていますので、いつもと同じ場所での試験は、その分緊張が和らぎ集中することができます。
最後に
私は2ヶ月集中型(Closed class)とOn demand(Opened class)コースのどちらも経験しましたが、やはり可能な限りはClosed class を選ぶことをお勧めします。
同じメンバー、先生と過ごす時間は濃く。絆も生まれ、会話の量も増えると必然的にスピーキングのスキルも上がっていきます。
On demand コースがダメなわけではなく、自分で集中して英語力を上げる努力ができるのであれば全く問題ありません。授業内容は同じですからね。