オーストラリアの賃貸選びで気をつける事リスト
現在も家探しは、シェア、賃貸問わずかなり競争率が高くなかなか決まらないことで焦って契約を急いでしまい、後になって後悔するというパターンもありえます。
今回お話をするのは賃貸物件がメインですが、オーストラリアで住む場所を探すということはそれなりに気をつけなければいけないことが沢山あります。
引っ越してから「やっぱり違かった」と後悔しないように、自分に合った環境を見つけるためのポイントを紹介したいと思います。
立地
- 駅・バス停までの距離
- 日用品はどこで買えるか
- 大きな通りに面しているか
車を所有しているかいないかでかなり条件は変わってきます。インスペクションをするときに、最寄りの交通機関の場所までどれくらい距離があるのか、周りにはどんな施設があるのかを調べておきましょう。
特に車なしで買い物をするとなるとある程度の距離以上になってくると荷物を運ぶのがかなり大変です。今では、スーパーなどはデリバリーもしてくれるので自分の買い出しの頻度や量を考慮してインスペクション当日に歩いてみるのもいいと思います。
さらに意外と注意が必要なのが、車通りがどれくらいあるかです。大きい道路に面していたり、近い建物だとどんなに新しいアパートでも騒音を避けることは不可能です。日本と比べても気象の荒い人が運転をしていることがしょっちゅうなので、出来るだけ大通りの付近は避けることをおすすめします。
アパート/家 全体の状態
- 外観が管理されているか
- 他の部屋の外観の状態(見える構造なら)
- 玄関・窓が隙間なく閉まるか
よくあるのが、家の中はリフォームしたてで綺麗だけど家の周りがメンテナンス不足で汚い/荒れていること。建物自体が管理されていない=何か問題があっても解決しない可能性があり、自分たちの努力では解決できないこともあります。
害虫問題。外からの匂いなどは住んでみないと分からないことの方が多いのが現実。家の中を見る時も、扉の閉まり具合や窓の隙間がないかなどみておくと安心です。
もし、インスペクションのときに壊れている箇所や、気になる部分があったら「入居日までに直してくれるかどうか」を聞いておきましょう。
家の中
- 空気の出入り
- バスルーム・ランドリールームの換気扇
- 電気、コンセント、収納スペースの数
- 空調管理方法
- 床
入ってすぐに日のあたりよりも空気の出入りを気にしましょう。窓が小さかったりすると空気の出入りが悪く、すぐにカビが生えます。私はベットルームは最低自分の体よりも大きい窓があることを最低条件にしていました。
水回りは要注意。バスルームでも窓がないことも多く、さらに換気扇も弱かったりすると最悪です。洗濯機も湿気が篭るようだとすぐカビますし、扉を開けておくだけだとなかなか乾きません。
意外と気にしないのが床の素材。オーストラリアはカーペットの家が多いのが特徴で、ある程度古い建物になってくると、必ずと言っていいほどです。私の経験上、カーペットの賃貸はおすすめしません。理由は3つあり、1つ目は埃が永遠に舞うので家中埃だらけ、2つ目は汚れると掃除がしにくい、3つ目は退去時のクリーニング代が高い、から。ハウスダストアレルギーの私にとっては住むだけでも大変なのに、退去時にはスチームクリーニングをかけないといけないので、200ドル程度余計に費用がかかります。できれば手入れのしやすいフローリングがいいと思います。
光熱費、水道代、賃貸の支払い方法
オーストラリアでは水道代はオーナーが支払うケースが多いですが、テナントに基本料以外の使用料を支払ってもらう契約の場合もあります。自分で支払うにしてもほんの少しですが、一応どれくらいになるかを確認しましょう。
前回のテナントはどこの会社と契約していて、どれくらいの光熱費だったかを聞くこともできます。その場でわからなければあとでメールをしてもらうように伝えます。稀に、割高な建物があるので気をつけましょう。
賃貸の支払いに手数料がかかるかを聞いておくのも大切。たまに、家賃を払うのに毎回手数料をチャージしてくる不動産会社もあります。
その他
他にも自分の生活スタイルの中で大切にしているポイントをチェックしておきましょう。
私が見るようにしていたのは、
✔︎広めのキッチンで、シンクが小さすぎないこと
✔︎バルコニーは雨が避けられること(夕立ちが多いから)
✔︎バスルームが綺麗なこと(空気の入れ替えができないと綺麗に保てない)
などです。
妥協ポイントを決めて、皆さんのお家が安らげる場所になるように慎重に決めてください!