オーストラリア各地の生活【ケアンズ編】

2023年5月9日

ワーホリ時代に、オーストラリア各地で実際に生活した経験から「生活費」「ライフスタイル」「住みやすさ」などを紹介していきたいと思います。

第二弾は、セカンドビザのために降り立った、バナナファーム「ケアンズ」からです。

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ケアンズの生活

オーストラリア北端に位置するリゾート地として有名な都市。

シドニーと比べると比較的、自然が豊かで穏やかな雰囲気が特徴。年間を通して温かい気候で過ごしやすいですが夏の最高気温は40度を超え、台風のシーズンはあちこちで川が氾濫することも多々。

シティーと呼ばれるエリアは小さいですが、多くのバックパッカーがセカンドワーキングホリデーVISAのための仕事を求めてやってきます。田舎暮らしをするバックパッカーと、仕事を求めて街に出るオージーに分かれているイメージがあり、週末になるとファームエリア各地から若者がケアンズの街に集まりカジノやクラブ、パブへ出向きます。

自然が豊かなので、ケアンズの至る所にアクティビティ・観光エリアが点在し、週末を利用して自然を満喫できるのが魅力の一つでもあります。ケアンズの「天空の城」【パロネラパーク】は一度は行っておきたい観光地でう。

シティーでの仕事探しはかなり限られており、ローカルの大卒でも就職には時間がかかるそうです。ワーホリのようなファームが目的なのであれば、仕事探しには困らないほどには盛んです。

生活費

今はオーストラリア全体で物価が高騰しており、ケアンズも例外なく高騰中。それでもシドニーと比べるとまだ家賃は安いよう。バックパッカーでもキャンセル待ちが続いているそうです。

シェアハウスは$200〜、オウンルームは$300〜が相場(2023年5月現在)

私が住んでいた頃は$100前後で家を見つけることができていたので、数年で2倍近く上がっていますね。パンデミックが終わった後からはなかなか生活状況が読めません。

住みやすさ

交通

公共の移動手段はバスがメイン。レールウェイ(路面電車)や電車もありますが、駅の数は少なく特定のエリアにしか行きません。もともと小さな街なので、バスだけで不便はありません。

ファームのある田舎へはシャトルバスが定期的に走っているので、車がなくてもなんとかなります。が、観光もしたいと考えているなら、車があったほうが確実に行動範囲が広がるので便利です。遠出の際は乗り合わせたりもしますし、レンタカーも借りられるので自分の行動範囲によって選択するといいです。

食べ物

ケアンズでもまた、多国籍文化が定着しているため日本食だけでなく韓国、中国、インド、台湾、タイなどアジア系の食材も手に入ります。レストランとなるとかなり数が限られてきてクオリティーもまぁまぁといったところ。無難にスパーで食材を揃えて自炊をするのが一番だなと思います。

逆に、「ザ・オージー」な肉系の食事はふんだんに味わえます。特にBBQかステーキが多いので、スタミナをつけたい時の食事はお手頃な価格で済みます。

生活用品

日系のお店が限られているのでお目当てのものが見つけにくいのは正直なところ。通販を使う以外では、なかなか日本人好みの服や日用品は見つけにくいのが現実です。

それ以外の一般的な生活用品は、どこに住んでいても大手スーパーで済ませることができます。田舎でも「Coles」「Woolworth」があるのでそこまで困ることはありません。

不便なことが多いぶん、コミュニケーションが必要な場面に頻繁に遭遇することになるので、英語の上達になると思います。あまり大きい街だとどこに行っても日本人がいるので、ぶっちゃけ英語は話せなくても生活できてしまったりします。

個人的な意見ですが、ケアンズでの生活を経て、私は「日本でどれだけ無駄なものを取り入れていたのか」に気づき、案外、必要最低限なものだけでも楽しく生活できることを学びました。無駄遣いがなくなればそれだけ貯金にも余裕が出てくるので一石二鳥。

オーストラリアらしい生活をしてみたいなら、ケアンズがオススメです!

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