オーストラリア ATMの現金引き出しは非接触型を使うこと！カードが返ってこない時の対処法
オーストラリアはキャッシュレスが進んでいるため、現金を持ち歩かなくてもカードを所持していれば困ることはほとんどありませんが、そんな中でも時折、現金が必要になる場面にも出会します。
銀行が閉まっている夜遅い時間だったり、週末、祝日なんかだと週明けまで待てない時も、、、、。
そんな時にオーストラリアでもATMで現金の引き出しが便利なのですが、要注意！！
今回は、オーストラリアのATMでカードを差し込んではいけない理由や対処法を紹介します。
理由①オーストラリアATMは壊れやすい
まず最初に、頭に入れておいて欲しいのは「オーストラリアのATMは壊れやすい」ということです。
大手銀行のATMでも途中で動作がうまくいかず、取引を終えられないこともあります。
日本人コミュニティでも頻繁に目にするのが、ATMの機会にカードが吸い込まれてしまう場面。一度差し込んだカードがそのまま機械の不具合で帰ってこなくなってしまうのです。諦めてその場を離れるしかないのですが、後日カードの不正利用が判明することも。
取引の最中で、カードだけでなく自分のお金まで失うことにもなりかねません。
理由②セキュリティ上カードが返ってこない
オーストラリアのATMでは一定の回数 PINコード（４桁の暗証番号）を打ち間違えると、不正利用を防ぐために取引が中断され、カードが機械に吸い込まれてしまいます。
私はすでに2度、経験しており両方ともPINコードの入力ミスで帰ってこなくなってしまいました。自分で覚えていないのが悪いのですが、銀行のカードを入れてしまった時点でミスは許されなかったんです、、、。泣
カードが返ってこない時の対処法
①銀行支店併設のATM（営業時間内）
各支店の横に併設せれているATMの場合、かつその視点が営業している時間であれば、その場で取り出してもらうことができます。この時パスポートや運転免許証など身分証明になるIDの提示が求められます。もし所持していない場合でも、スタッフによってはカードに登録されている個人情報の照合で対応してくれることもあります。
②路面・コンビニに設置されているATM/ 銀行支店併設のATM（営業時間外）
これらの場合は、すぐにカードを取り出してもらうことは不可能です。銀行併設のATMであれば翌日の営業時間内に戻ってくることで取り出してもらうことができますが、クリスマスや年末年始、イースターホリデーの期間中だと取り出してもらうには数日末必要があります。
さらに面倒なのが路面やコンビニに設置されているATMにカードが吸い込まれてしまった場合。
カードを取り出すのには手間と時間がかかりすぎるため、万が一の不正利用を防ぐためにも、利用したカードの会社（銀行）に連絡をして使用停止と再発行をお願いする方が安全です。もしスマートフォンにあれば、アプリからカードの一時利用停止を設定を初めに行い、その後24時間対応している番号にかけて再発行の依頼をします。
大手銀行のカード一時停止にする方法と、24時間対応の電話番号はこちらの記事を参考にしてください⏩オーストラリアでスパム・詐欺被害にあったらすること！
ATMでは非接触型手続きを選ぶこと！
ATMをオーストラリアで使用する時は、出来るだけ非接触型（Contactless / Cardless）を利用し、実際のカードの挿入は避けるようにすることをお勧めします。
仮に、PINコードの間違いによって利用できなくなったとしてもカードは手元にあるためカード会社に連絡をするだけで済みますからね。
⏫のようなマークが付いていれば、実際のカードか携帯のデジタルカードをかざすだけで同じ操作が開始できます。
また非接触型を利用するメリットは他にもあり、ATMのカード挿入口にはカード情報を抜き取るためのフェイクカバーが設置されていることもあります。それに気づかず利用してしまうと、カード情報を抜き取られ不正利用をされてしまうので、極力カードは機械の中には入れないようにすることをお勧めします。
最後に
現金が必要なタイミングが分かっている場合は、時間に余裕を持って事前に銀行窓口に行くのが一番安全です。
いつどんなトラブルに巻き込まれるか分からないのがオーストラリア。常に情報に敏感であることが生活の安全に繋がると覚えておいてくださいね！