オーストラリアへワーホリするなら最低1万ドル(約90万円)の貯金を用意するべき!
今からオーストラリアへの留学、ワーホリを考えてる日本人のみなさん!貯金が少ないまま出発しようとしていませんか?
2023年ワーホリや留学生が多くオーストラリアに入ってきていますが、ここ最近で以前よりも耳にするようになったのが「資金不足の問題」。仕事がなかなか見つからず貯金が底を尽きてしまい、日本に帰るにも帰れない状態の人が増えています。
今回は、資金不足にならないために最低1万ドルが必要な理由を実際の生活費から紹介し、皆さんの海外生活を充実させるための情報を提供したいと思います。
思いつきでオーストラリア行くことにしたけど、
貯金あんまりないんだよなぁ。
着いてすぐ仕事探し開始すれば大丈夫でしょ!
ストーーップ!!
オーストラリアの仕事探しは、経験者でも見つけるのに苦労している
状況。海外初心者がワーホリを充実させたいなら貯金は絶対にして!
貯金5000ドル以下でのワーホリは危険
現在オーストラリアのワーホリVISAにはAU$5,000(約45万円)の証明があれば申請することができます。
$5,000とは実際にどれくらいの期間、働かずに生活できるのかを見てみましょう。
ワーホリ・留学生に人気のシドニーの例
カテゴリ | 1週間の費用 |
家賃(シェアハウス) | $250〜$350 |
食品(自炊) | $100〜$200 |
交通費 | $0〜$50 |
携帯代(Sim) | $30 |
その他消耗品(トイレットペーパー・洗剤・ティッシュ etc,) | $50 |
合計 | $430〜$680 |
最低限の出費に抑えられたとして、$5,000で生活できるのは2ヶ月から2ヶ月半。
ただ、これは最低限の生活に必要な支出の分だけですので、出発前の「Visa申請代」「飛行機代」や「交際費」「学費」「衣類」などは含まれません。その上シェアハウスの契約にはボンドと呼ばれる保証金を支払わなければいけません。(2〜4週間分の家賃額が相場)
$5,000の貯金だけでシドニーに来るとなると、仕事が見つかるまでは交友関係を築くのも娯楽も制限されるでしょう。
この記事内で何回も書くことになるかもしれませんが、海外初心者が2ヶ月で仕事を見つけられる可能性は低いです。
今年2023年に入り、海外からの留学生が一気に増えてから求人応募の競争率は急速に上がり「低い英語力」「ローカル未経験」な人材はほぼ採用されません。
「毎日レジュメ配りを頑張れば、必ず見つかる」と言ってあげたいのですが、2ヶ月で仕事が見つかるのはかなり運がいい方だと思ってください。(正しい仕事探しを知っていれば可能性はあります)
⏩オーストラリアで仕事を見つける、ローカルジョブを見つけるには?レジュメ [テンプレート付き]
ほとんどの人が、オーストラリアに来てから2ヶ月経っても仕事が見つかっていません。もし$5,000しか用意していなかったとしたら?
家賃が払えない=家がなくなるそして日本に帰るにしても航空券が買えないという状況で八方塞がり、、、。
最低$10,000の貯金は必要
最初に言います。$10,000は最低貯金額です!!
仕事探しに2ヶ月以上かかっている状況になっても、まだ希望があるくらい。人脈を広げているうちに友達から紹介してもらえる可能性もありますが、最初に見つかった仕事が最低時給以下(違法)だったりシフトにあまり入れてもらえない場合や、職場の環境が悪すぎて辞めざる終えない状況も十分にあり得ます。
そうなったら、仕事探しは延長線。2ヶ月も続けていれば仕事探しにも慣れてくるはずなので、前半よりもチャンスが少しだけ上がりますし、貯金にもまだ余裕があるので、別の州に移動や田舎町でファームやファクトリーという選択肢もあります。
⏩【オーストラリア】ファーム・ファクトリーには最初に行くべき理由(セカンドVISA編)
上で紹介したような最低限の支出に抑えた場合でも$10,000で生活できるのは4ヶ月が限界。4ヶ月経っても都市内で仕事が見つかっていない可能性は十分にあります。
「最低$10,000」の理由は、仕事探しが長引いても選択肢が残っているということと仮にワーホリを中断することになっても日本に帰れるとこまでの最低限の安全性からです。
コロナ前までは$10,000も貯金があれば、仕事をしなくても1年くらいは滞在可能でしたが、今は物価が上がってしまったので、収入なしでは生活はかなり厳しい状況です。2019年前のワーホリ経験者からの費用の情報には注意するようにしましょう。
ちなみに「オーストラリアを楽しみながら生活したい」となるとこれくらいかかります↓
カテゴリ | 1週間の費用 |
家賃(1人部屋) | $500〜$650 |
食品(自炊) | $100〜$200 |
交通費 | $10〜$50 |
携帯代(Sim) | $30 |
その他消耗品(トイレットペーパー・洗剤・ティッシュ etc,) | $50 |
交際費 | $100〜$200 |
学費(語学学校・バリスタ学校・RSA資格 etc,) | $200〜$350 |
合計 | $990〜$1530 |
仕事を採用率を上げるためには、英語力を語学学校で上げる・専門学校で特別なスキルを身につける・お酒を扱うのに必要なRSAの資格をとるなどが有効だったりします。特にRSAの資格は持っておかないとほとんどの飲食店で働くことができないので、早めに取得することをお勧めします。
最後に
ワーホリの目的にもよりますが、VISAの1年という期限を唯意義にしたいのであれば事前に現地に着いて調べたり、十分な貯金をするなど計画的に行動をしましょう。
私のブログ内でもワーホリのための有益な情報を発信していますので、ぜひ参考にしてください。
人生に1度しかできない経験を楽しんでくださいね!!