【NSW】定期更新が必要な手続き(レジョ・ピンク/グリーンスリップ・任意保険)

2023年7月7日

車の購入をするだけでもたくさんの手続きがあり、やっとのことで全て終わらせて安心。ですが、半年から1年で車に関する手続きの更新が必ず必要になります。

うっかり更新を忘れて違反運転をしてしまわないように気をつけましょう。

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必要な手続きリスト

レジストレーションの更新

カーレジストレーション(通称:レジョ)の有効期限は6ヶ月か12ヶ月のどちらかを選ぶことができるので自分がどちらを選択したのかによって期限が変わります。更新にはレジョの有効期限をカバーしているグリーンスリップ(CTP)とピンクスリップ(eSafety check)が必要です。両方とも手続きが完了していないとレジョの更新は進めることができません。

ピンクスリップ

ピンクスリップと呼ばれることもあるeSafery checkは日本の車検にあたります。細かい部分は審査の対象にはなりませんが、安全に車を利用するにあたって最低限の状態かどうかを確認します。これはどのメカニック(車修理屋)でも良いわけではなく州からeSafery checkの認可をもらっている場所でなければいけません。大体がお店の外側に表示されているはずですので確認しましょう。

グリーンスリップ(対人)

グリーンスリップはCTP(Compulsory Third Personal Injury Insurance) とも呼ばれる強制の保険です。ネットから好きな保険会社を選ぶことができますが、基本的にレジョで申請する期間と一致している必要があります。つまり、「グリーンスリップは6ヶ月しか契約してないけどレジョは12ヶ月で申請」というのはできませんので気をつけましょう。

任意保険(対物)

グリーンスリップは対人のみのカバーなので大体の人が対物を含む任意保険にも加入しています。オンラインから好きな会社を選び好きな期間で契約することができます。年間契約でも月額で支払うことができるところもあります。

ピンクスリップ(eSafety check)

レジョの更新をするために必須のピンクスリップ。レジョ更新の知らせが来た時点でeSafety Checkを受け入れている場所に予約を入れてみてもらいます。NSW公式サイトからメカニックを探すことができます。メカニックを家に呼びたい場合もmobile pink slip providerから見つけられます。

以下のような目印があれば、認可のある整備士(店)です。

車のタイプによって検査料は変わってきます。2024年3月時点では以下の料金

Light vehicle$46
Motorcycle$26
Trailer without brakes$24
Trailer with brakes$36

これにさらに、不具合があった部分の修理費が加わります。

何も問題がなければ手数料だけ支払い審査は10分〜15分程度で終了します。メカニックとレジョは繋がっているので特に自分で申請をする必要はありません。レジョの更新サイトに行くと、eSafety checkが完了しているかどうかが確認できます。

グリーンスリップ(CTP)

有効期限が近づくと更新のお知らせがきます。自分の契約しているCTP保険会社のサイトから更新をするか、書面に記載されている支払い方法を利用することもできます。

私が利用しているQBEでは無事故・無違反のドライバーには年間$200近くの免除がされます。ただこれには契約者のデメリットポイントが0であることを証明する必要があります。証明には、NSW運転免許証のライセンスナンバー必要です。ポイントはCheck your demerit points からいつでも確認できるのですが海外の運転免許証の翻訳やインターナショナルライセンスを利用しているとライセンスナンバーがないため確認することができませんので注意。

レジストレーション

ピンクスリップとグリーンスリップが準備できると、Renew a vehicle registration からオンラインで簡単に更新することができます。

Renew a vehicle registrationから「Renew Online」を選択
車のナンバープレートを入力
この場合グリーンスリップの更新が必要
チェックがついているのでこのまま更新できます

任意保険

任意保険は更新を忘れがちなので、契約期間をレジョと同じにしておくことをおすすめします。

保険会社によっては何もしないと自動更新されてしまうこともありますので、プランの変更を考えている場合は気をつけてください。

私が利用しているのはVirgin money Australia。月額$75で、簡単な対物障害をカバーしてくれています。

注意点

登録住所

住所の定まらないバックパッカーや、ワーホリ留学生は特に注意です。更新のお知らせが書面でしか届かな買ったりすると、知らないうちに期限を超えてペナルティーを課される可能性があります。更新さえ忘れなければ特に問題はありませんが、更新の時期が近づいてきたらそれぞれのサイトから確認するようにしましょう。

運転免許証

任意保険の部分でもお話ししたとおり、ライセンスナンバー(NSWの運転免許証)があると何かと便利です。滞在が長くなる要諦であれば、更新前にインターナショナルからの切り替えをおすすめします。

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海外生活

Posted by ELICA