英語学習におすすめの参考書・サイト【文法・単語・連語など】

2023年10月12日

ネイティブにより近い英語力を身につけるのに必要なのは文法(Grammar)だけでなく、単語(Vocabulary)、連語(Collocations)など全てを網羅することが必要不可欠です。

英語に伸び悩んでいる、自分に何が欠けているのか分からない。実用的な英語をしっかりと勉強したいと考えている人にぜひ読んでいただきたいです。

過去の私のように、以下に当てはまるような英語力に伸び悩んでいる人におすすめの記事です!

・日本語版の参考書を使っている人
・文法や単語をひたすら勉強してるのにスピーキングが伸びない
・勉強していることが実際に使われているところをあまり目にしない
・山のようにある単語が覚えられない
・文法は合っているはずなのに、ネイティブに理解してもらえない

こちらの悩みを解決するのに活躍するものを順番に紹介します。

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文法(Grammar)

文法は基本中の基本。日本の義務教育の英語のレベルは決して低くはないはずなのですが、なぜ多くの日本人が英語を話せないのか?

答えは簡単で、実際に使う場面をイメージできていないからです。学んだことがイメージできないものだと英語の勉強が習得するものではなく、テストのために覚えるものになってしまい、結果的に学んだことを忘れてしまいます。

中学、高校生の時点でこれに気づいて勉強できてた人たちは大人になってからの文法の勉強は復習と応用レベルを勉強するだけでぐっと伸びます。

多くの語学学校でも必ず勧められ、世界で最も利用されている文法学習の参考書「Grammar in use」は文法の基礎固め+応用力を身につけるのに最適です。

実用的な例文が用いられているため、実際の英語圏の日常で使っていけるものを文法とともに学べます。英語で英語を学ぶため最初は時間がかかるかもしれませんが、全体を通して英語の伸びを比較すると日本語訳で学ぶよりも早く、英語脳に育てることができます。

文法ってなに?」ってくらいほんっとに英語が全く分からないんです。みたいな人でも日常会話くらいまともに話せるようになるのが同じ参考書の初級編(赤)です。中学レベルの文法から丁寧に基礎を学べるのがポイントで、前の青い参考書の前に利用すると良いです!

英語圏での大学進学を考えている人には上級者編の緑がおすすめ。中級(青)の本でも十分に学ぶことができますが、将来的に、大学進学や翻訳家、通訳のような英語を使った仕事をしたいと考えている人には実用的です。

Grammar in use の使い方が詳しく知りたい方はこちらの記事へ⏬

英語学習にオススメの「Grammar in use」使い方の解説・自己学習なら絶対コレ!

単語(Vocabulary)

単語も同じく日本語訳付きのもので勉強するよりも、英語で勉強していくほうが忘れにくくなります。

文法で重宝されているケンブリッジからは単語学習用の参考書も出ており、一般的な語彙力を高めるには打ってつけです。ただひたすら単語を覚えていくのではなく、単語それぞれの関連性や似た意味を持つものの使い分けなどがわかりやすく説明されています。

学習を進めていくと分かるのですが、日本語ではなく英語読むからこそ分かるニュアンスの違いなどがこの本では理解することができます。

IELTS用の本では、各ジャンルごとによく使われるものを習得していきます。種類はいくつかありますが、大体3つに別れたセクションに関連性があり、ステップを進めるごとに記憶を定着させていきます。

自分が勉強したいジャンルから選んで勉強できるのと、各項目がシンプルに作られているので勉強時間を区切りやすくなっています。この本でも、似た意味の単語の使い分けが学べるようになっています。

連語(Collocations)

連語というと馴染みがないかもしれませんが、コロケーションは英語を理解し使いこなしていく上で必要不可欠な分野です。

コロケーションというのは、文章にしたときに自然な成り立ちになる2つかそれ以上の単語の組み合わせのこと。「文法は合っているはずなのにネイティブにすんなり理解してもらえない」現象はこれが原因です。

例えば:

⭕️Fast cars とは言いますが❌ Quick cars とは言いません。

⭕️ A quick meal とは言いますが❌ A fast meal とは言いません。(fast food が正解)

他には

  • pay attention
  • keep in touch
  • have a look など

日本語で例えると、⭕️ご飯を食べるは言いますが❌味噌汁を食べるとは言いませんよね。味噌汁だって食べ物ですが「飲む」の方が自然です。

これを知っているか知らないかで、英語力がグンっ上がりネイティブっぽくなりますし、IELTS などのテストでの成績は確実に上がります。

英語が上達しない原因?【collocation /コロケーション】とは。勉強方法を紹介

オンライン英語辞書

英単語の意味を調べるのに和英辞典を使うのは本当の初心者まで!ある程度英語の文章が読めるレベルになったら英英辞典を利用しましょう。

私がおすすめするオンライン辞書は「LONGMAN」。

LONGMANを推奨する理由は2つあり、

①パッと見ただけで名詞・動詞・形容詞・副詞の形態が分かる

②コロケーションが分かる

名詞のページで下までいくと動詞+、名詞+、など種類ごとに例が載っています。普段のコロケーションの勉強に加えて、普段から意識的に調べることで定着しやすくなります。

熟語(idioms)

idiom(イディオム)とは熟語、日本のことわざのようなものです。日本人がことわざを使いまくる訳では無いように、英語でも同じ。本当にそのシチュエーションにあったものでなければ使いませんが知っているのと知らないのとでは大きな差があります。

多くの場合は、言葉の意味そのままでは無いためイディオムのフレーズと意味を知っておくだけで理解度が広がります。IELTS のような英語の試験ではスピーキングの項目でイディオムが使いこなせると点数が上がります。

正直この参考書を買わなくとも、有名なイディオムはネットYoutubeで学ぶことができます。

私がお世話になっている2つのチャンネルを紹介します。

一つ目は@linguamarina 。なんとマリーナさんは元々英語はネイティブ言語ではありません!10代の頃に英語の勉強を始め、今ではネイティブと聞き分けられないほど綺麗な英語を話されています。本人が英語学習に苦労して来ているぶん視聴者の悩みを理解しており、英語力を身につける上でのたくさんのヒントを提供してくれています。

二つ目は@EnglishwithLucy。ルーシーさんはブリティッシュ英語を話すネイティブスピーカーです。英国ならではの上品な発音が憧れます。彼女も英語学習者には欠かせないコンテンツをYoutubeだけでなく資料をメールで無料配信してくれています。

最後に

いかがでしたか?どれ一つをとっても英語のレベルアップに繋げることはできません。これから勉強を始めようとしている人にはもちろんですが、特に現時点で日常会話までできるようになったのにそこから伸び悩んでいる人は、今日紹介したものを一つずつ攻略することで次のレベルに進むことができるはずです。

私もまだまだ勉強できることがたくさんあります。一緒に頑張りましょう!

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海外生活

Posted by ELICA