国際恋愛の中で絆が試された瞬間
韓国人のパートナーとのオーストラリア生活の中で何度も別れの危機があったと言う話を以前にしました。今回は、その中でも他力によって別れの危機に陥った話です。
恋愛なら結構あるあるな話ですが、私たちが乗り越えられた理由なども踏まえて書きますので読んでみてください。
喧嘩ばかりだと思っていたら意外とそのうちのほとんどが、する必要のなかったものだと気づけました。
喧嘩の原因
カップルとして誰かとシェアしながらの生活はなかなか難しいものがあります。
喧嘩をすればすぐに周りにも分かってしまい、気を使わせないように振る舞うだけでも疲れてしまいがちでしたが、それよりも一番困ったのが詮索をしてくるタイプの人。
「なんで喧嘩してるの?」
「話聞くよ?」
といった感じで始まるのですが、一度この質問たちに答えてしまうと次回以降
「また彼がなんかしたの?」
「ぜんぜん治らないね?」
みたいになっていくんですよね、、、。
こういう会話が原因で、後にさらに喧嘩になるので悪循環。
私を詮索してくる人が日本人だと彼には何を話しているのか分からないためネガティブな雰囲気だと余計に印象が悪いですしね。もちろん逆に彼に対して韓国語で詮索をしている場面もありました。
なぜか悪い方向に誘導してくる
私か彼かは関係なく、片方だけにもう片方の偏見を植え付けてこようとしてきます。
「ああいう人って治らないからね」
「あの人と一緒にいてもデメリットしかないじゃん」
「他にもいい人はいるよ?」
みたいなことです。
印象的だった人で言うと、喧嘩のたびにシェアスペース(リビング)などで待機をしていて、いつもの詮索から片方の悪口をはじめる人。謎の「韓国人/日本人はやめておくべき」発言。
危機を乗り越えられた理由
「落ち着いた状態で、しっかり話す。」
事実確認の意味も含めて、これにつきましたね。お互いが第三者にうまく吹き込まれていたり、喧嘩の原因をわざわざ作ろうとしていることが分かった途端に、全てがバカらしくなります。
喧嘩中だったり、怒りが治っていない状態だと立ち入りやすくなってしまい、あれやこれや誘導されやすくなってしまいますからね。
私が吹き込まれた例だと、
彼が休みの日に、勉強と家のことをしなければいけない日がありました。私が仕事から帰ってくると、一目散にシェアメイトが私のところへ来て「家事も、勉強もしている様子はなかった」とわざわざ報告をしてくるだけで止まらず、追加の「あなたの味方だからね」程の彼を卑下する言葉を付け足してきます。
「彼があんなんだと、これから不安でしょ?」って
仕事で疲れている状態で、さも「彼のことを叱るべきだ」と言わんばかりの言葉を聞き第3者に対するイライラが混同して彼に矛先が向かってしまいます。
他人を巻き込まないようにとどちらも、お互いにあんなことやこんなことを言われたなんてわざわざ言いませんでした。それも相まって大事になっていた喧嘩の原因も、実は似たような悪口を彼も吹き込まれている体と分かりあっさり解決ができました。
他人に必要以上のことを共有しないように気をつけていても、この手のゴシップ好きは盗み聞きをしたりもするので本当に厄介です。
一時期、盗聴器でも仕掛けられてるのかってくらい喧嘩に関係する話を持ち出して来られたこともありました。実際には部屋の前での立ち聞きでした。←
絆が強まる
良くも悪くもこういった人から学ぶことは多く。おかげで私たちの絆は毎回、強まっていくのですが、それが分かると一気にこの第3者たちの態度が変わりましたね。今まで喧嘩ばかりしていて、うまくすれば別れさせることもできたのに今までよりも仲良くなっていると言うことは自分の悪行がバレたと言うことも意味するからでしょうか。一気に態度が冷たくなり、生活行動が変わり顔を合わせることが減りました。
そうなると、別れさせ屋←がいなくなるわけで、自然と喧嘩の頻度は激減しました。
第一言語が違う国どうしだと余計にこういう喧嘩が起こりやすくなると思います。できるだけ二人のことはふたりで話し合える関係でありたいですね。
過去にできた対策
文化も違えば、ネイティブではない言語で会話をするしかない意見のすれ違いは起こりやすくなります。付き合い始めの時点で、喧嘩がヒートアップしそうな時は日を跨いでしまったとしてもお互いが冷静になるまで待つことを約束しておく。その日のうちに解決したい気持ちもわかりますが、すれ違いを最小限に抑えるためには必要なことだと思います。
自分たちの関係に悪影響な人たちを見分ける力も必要ですが、実際に見て聞いたこと以外の話には影響されないメンタルを持てていたら良かったのかなとも思いますね。