カップルで学生ビザを取得 [申請準備からビザが下りるまで]審査期間と必要書類
以前から何回かカップルでの学生ビザについて記事にしていましたが
ついに、ビザが下りました!!
ブリッジングビザからの脱出ということで、日本にも一時帰国が可能になったということです
申請準備から、許可が降りるまでの期間と流れを分かりやすくまとめます。
*カップルでの学生ビザの申請費用の総額についてはこちらの記事をご覧ください
ビザ選び
初めに学生ビザを個人で取得するのか、どちらかをディファクトにして学生ビザを一緒に申請するかで
かなり悩みました
私たちは将来的に永住権を視野に入れていたので
何件ものエージェントに相談をしたり、情報収集をネットでしてみたり。
一言で永住権と言っても、本当に色々な方法があるんです
頻繁に改正されるオーストラリアの移民法、、、
私たちの状況からどの方向性が一番可能性があるのかを慎重に考える必要がありました。
しかし日本人のネットワークは本当に狭く
情報が少ないということもあって、決断にかなり時間がかかりました。
申請ルールや、ビザの条件は一つのはずなのに
説明する人によって違うという状況に困惑していました
そんなこんなで、ビザの申請方法を決めるだけで半年以上はかかったと思います。
特に、パートナーとの将来を考えるとなると
お互いの意見が合致していないといけませんし、簡単には決断できないものだと思います。
すでに結婚をしていて、お互いの方向性が決まっている場合はもっとスムーズに準備に取りかかれると思います。
申請準備
カップルで学生ビザを申請すると決めてからは、必要な書類集めです。
これもまた時間がかかります
申請の3ヶ月前から本格的に書類集めを始めましたが
パンデミックの影響があり、思うように資料が集まらずかなりギリギリでした。
私たちが必要だった書類はこちら
・パスポート
・Relationship Certificate(関係証明書)12ヶ月以上の同棲証明ができないため
・戸籍謄本(原本) Relationship Certificateの申請資料
・戸籍謄本の英訳版(NATTI) Relationship Certificateの申請資料
・同居している間の家賃の履歴(レントの領収書)
・二人名義の口座履歴(statement of joint account)
・語学学校/TAFE からの入学許可証(CoE)
・卒業証明書/成績証明書 TAFEの入学申請に必要
・英文の履歴書 TAFEの入学申請に必要
・GTE(Genuine Temporary Entrant)作文
・職業履歴(最終学歴以降)
・渡航履歴(過去10年分)
・病歴
・資金証明(移民局から追加書類を求められた場合)
・Korean National ID(韓国人のみ)
・OSHC(海外留学生保険)
・健康診断証明書(韓国人のみ)
・form888(オーストラリア国民からの推薦状)
・二人で写っている写真
この中で、学校に関するものはメインの申請者のみが用意する必要があります。
日本人には必要ない健康診断ですが、パートナーの国籍によっては必要なケースがほとんどです。
私たちはちょうどロックダウンに重なってしまい、健康診断が受けられない状態でしたが
移民局もその面は状況を考慮し期限をつけずに追加申請を待ってくれました
申請
申請までに間に合わなかったRelationship Certificateは
受領書のコピーを先に申請することが可能だったので、
証明書が届いてから追加申請をしました
私たちはエージェントに代行を依頼していたので書類が揃ってからは
申請手続きを全てお願いしました
ブリッジングVISA (A)
申請直後にブリッジングVISA Aが下りました。
学生ビザが下りるまでの仮のビザです。
条件は以前保有していたビザの条件を引き継ぎますので、
私たちの場合はワーキングホリデービザの条件が適用されます。
かといって、勉強しなくて良いわけではなく
申請内容のとうりに勉強はスタートさせます
ちなみに、このブリッジングAの間にオーストラリアの出入国はできず
一時的に国外に出たい場合はブリッジングB を申請しなくてはいけません
健康診断の受診
長い長いロックダウンが終わり、やっと健康診断の予約が開始されました
それでも一番早い予約が2ヶ月先。
無事に健康診断を終え、診断結果は自動的に移民局へ送られます。
健康診断の費用がかかると思っていたのですが、かかりませんでした(ラッキー)
学生ビザの許可
健康診断を受けてから2週間経たないうちに、無事に学生ビザの許可が下りました
ここからは、学生ビザの条件付きで生活していくことになります、
・週20時間の労働制限(2022年2月現在コロナの影響で、この適用は一時的に外され、無制限で働けます)
・ディファクトのビザ保有者は3ヶ月までしか学校に通ってはいけません。
まとめ
申請の準備から含めると申請が下りるまでに1年くらいかかりました
それでも申請をしてからは、10ヶ月程度かかっていますが、
コロナの影響で健康診断が保留されていたことも考慮すれば、審査期間は短かったように感じます。(日本人カップルだと有利です)
ビザの中でいちばん許可が下りづらいのが、ディファクトでの学生ビザだそうです。
集められるだけの資料を集めて申請ができると安心だと思います。
今回は流れと、かかった期間をお話ししましたが次回は
私たちがビザを一緒に申請すると決め、代行を依頼してから
情報収集から申請まで、すべてをサポートをして下さったエージェント「エミク(EMiC)」さんに
ついて書きたいなと思います。