オーストラリアで未経験からバリスタになった話
オーストラリアには数えきれないほどのローカルカフェが並び、国籍を問わず誰もが美味しいコーヒーを求めてカフェにやって来ます。
美味しいコーヒーには、皆さんご存知の「バリスタ」の存在が需要になってきます。
求人ではウェイトレスと同じように多くの「バリスタ」のポジションが求められていますよね🧐
技術や経験の長さによって、バリスタにはウェイトレスよりも高い時給を提示していることも💰
このような条件から、留学中にバリスタの仕事に興味を持つ方も多いのではないでしょうか?
未経験からバリスタになるには色々な道があると思いますが、その中の一例として私の経験談を書いていこうと思います。
ちなみに、今でも私はバリスタとしてはまだまだです☕
それでも、私のコヒーを求めて来てくれたりする方なども増えて来たので
今回ようやく記事にすることにしました✅
私の経歴
私がバリスタの仕事を始めるまでに経験してきた仕事といえば、日本での販売・飲食での接客業
オーストラリアに来てからもレストランでウェイトレスをしたり、マッサージの仕事もしてたことがありましたが、2年間のうち1年以上はビザのために「ファーム・ファクトリー」の仕事ばかりをしていました。
ワーホリ3rd ビザになったときに、いつかできたらいいなと思っていたローカルのカフェの仕事に挑戦することにしました。
ウェイトレスの仕事
オーストラリアでは実力主義(?)
経験を持たない人はなかなか希望のポジションでは雇ってもらえません😥
「バリスタ」のポジションを最初から見つけるのは、ほぼ100%無理です。
唯一、自分の経験としてアピールできるのは日本産のハイレベル接客(ホスピタリティ)だったので
ウェイトレスとしてスタートできるカフェを探しました。
カフェを見つける際の条件は
- 日系ではなくローカル
- バリスタの仕事も挑戦させてくれる
- 最低時給を守っている
- ボスとのコミュニケーションが上手く取れる
今でも、これらだけは妥協をしなくて本当に良かったなと思っています。
「仕事が見つからないかも」という不安もありましたが、ここで妥協をしたらぜったいに後悔すると言い聞かせながら探しました😂
そして希望のカフェが見つかり、ここで初のローカルカフェでウェイトレスの仕事がスタートしました🙌
ウェイトレスの仕事で学ぶこと
ここでは詳しく書きませんが、実はこの仕事探しをする前に「1日バリスタコース」を受講しています。
基本的な知識は身につきましたが、技術的なものはこのコースで身につけることはできませんでした😅(当たり前ですね、、、)
オーストラリアのコーヒの種類やコヒーを作る工程は知っていたので、全くの無知ではなかったのが唯一の救い😅
コーヒーは気温や湿度で味が大きく変わりますので、経験が必要なのは当たり前ですね☕
まずはオーダーを取れるようになる必要がありますが、大体のカフェがコーヒーの名前を省略して手書きでオーダーを取ります。
聞き取ったオーダーを瞬時に書き写す必要があるのですが
お客さんはコーヒーへのこだわりが多いので、オーダーがすんなりと取れるまでには何日かかかりました。
「Small cappuccino with 2 sugar on Almond milk, make extra hot」(めちゃ早口)
スモール カプチーノ シュガー2つ アーモンドミルクで熱々
「Small almond cap 2」(めちゃ省略)
スモール アーモンド カプチーノ シュガー2つ
なんて、言い回しも人によって違うので混乱していたのを覚えています💦
仕事にもやっとなれて来た頃(2ヶ月程度)にコロナの第2波がやって来ました。
インタビュの時には「コロナが落ち着いて来たから、ディナーも開けるようになる」なんて話していましたが、それも先延ばしに
他にもいくつか重なり、泣く泣くこのカフェを離れることにしました😥
英語もギリギリのレベルで、ウェイトレスの経験しかない私にマネージャーからキッチンの人まで本当によくしてもらいました😊
何よりコーヒーの知識が増えたこと、英語での接客に抵抗を無くさせてくれる大きな助けになったことに感謝しています。
バリスタの仕事スタート
そんなこんなで、前回よりも厳しい状況で2回目の仕事探しをすることになり
運よく今のカフェを見つけることができました。
最初のカフェよりも規模が小さいカフェだったため、バリスタの仕事をすぐに教えてもらえるとのことでした😊
ボスの印象も良く、明日からでも働けるというので即決‼️
前回の経験から、バリスタ以外の仕事はすぐにこなせるようになり
コーヒーも作れるようになる必要があったので、すぐにバリスタ業務スタート‼️
工程やルールは簡単に覚えられましたが、問題は技術です☕
バリスタとして働けるようになるまでには、数をこなすしかありませんでした。
バリスタの仕事内容
バリスタと言っても、カフェによって業務の内容はコーヒーを作るでけではありません。
今のカフェで良かったなと思うポイントでもあります😊
リピートの人が半分を占めているので、名前や決まったコーヒーを覚えるようになります。仕事の効率が上がるだけでなく、お客さんとの距離が近いのでコミュニケーションがとりやすい👍
常に視野を広く、状況を判断する必要があるのでコーヒーだけを作るという単純作業になりません。
コーヒーのオーダーがズラーっと並んでいたりすると、頭の中はパズル状態です😆
このパズルをいかに素早く完成させるかが重要なのです。
もちろんコーヒーのクオリティは下げられませんので、バリスタのスキルが問われます☕
定番のラテアートなんかは、練習できるタイミングも限られていたのでかなり時間がかかってしまいましたね💦
忙しい時なんかは、失敗しちゃうことも未だにあります。
最後に
正直なところワーホリで未経験からバリスタの仕事を見つけるには時間と運がかかっていると思います。バリスタコースなんかも視野に入れて、オーストラリアに来る前から計画しておくと見つかりやすいのではないでしょうか🧐
それ以外では、学生ビザなんかだと長期的に働ける可能性があるので、まずはウェイトレスからスタートし順を追ってバリスタの道へ進むというのが多くの人が経験しているステップだと思います。
私もこれからステップアップに尽力していこうと思います💞
最後まで読んでいただきありがとうございます。