ニキビコンプレックスだった私が、ニキビゼロになるまで
普段は私のお勧めの商品から、ニキビ対策や肌質改善について更新し続けていますがここで、私自身がどんな過ちを通して長年戦い続けてきたニキビ肌を治したのかについてお話しします。
こんな方には参考になるはずです。
・ネットや有名なインフルエンサーの真似をしても、ニキビが治らない
・ニキビが気になって毎日鏡と睨めっこ
・肌に自身がなくて外に出るのが怖い
・皮膚科に行っても治らない
・長年ニキビに悩みすぎてもはや諦めモード
10年以上悩み続けたニキビ肌
私が、ニキビに悩み始めたのは中学生の頃。典型的な思春期ニキビからのスタートだったので、ニキビを治すと言うこと自体を甘く見ていました、、、。
10代ってお肌の悩みを相談できるのって、親か親戚くらいしかいないんですよね。友達に相談したところで、気持ちが軽くなるけど実際に解決策が見つかるわけでもないですからね。
毎月買っていたティーン雑誌に載っている商品はどれも高くて私には手が届きませんでしたし、なんとなく新しいスキンケア方法に手を出してみて効果が出なくて、次の手段を探す。の繰り返しでした。
- フェイスマスク
- 化粧水
- 乳液
- 洗顔
スキンケアと言われて思いつくものから試し始めました。
お恥ずかしい話、20代前半まではこの4種の神器を正しい使い方も知らないまま、ただなんとなく話題のものを買っては使っての繰り返し。知識も曖昧なままあれこれ試し、10年経ってもニキビがゼロになくことはありませんでした。
間違ったスキンケア【洗顔】
洗顔って肌の汚れが取れればなんでもいいと思ってたんですよね。
「洗顔は顔を擦らないこと!」
これって誰でも当たり前のように知っている知識なのに、できている人って結構少ないの知ってましたか?
分かっていても、自分ではできていると思っていても、実は擦りすぎて肌に負担をかけてしまっていることがほとんど。
一度自分の洗顔する姿を動画で撮影してみてください。短い時間で洗い流しているつもりでも意外と長時間、肌を擦り続けてしまっていたり、普段のくせで洗えてない部分がわかります。
特にニキビや肌荒れが気になっていると、無意識のうちに
・まだちゃんと洗えてないかも
・あ、ここニキビで凸凹してる
・気になる、気になる、、、
こんな思考から、必要以上に皮膚に負担や刺激を与えてしまっているんです。結果これが、
- 肌の乾燥
- ニキビの悪化
- 毛穴の開き
- 肌のくすみ
につながり、余計に肌が汚く感じてゴシゴシ触ってしまう原因になります。
慣れるまでは、洗顔をなんとなくするのではなく、部位順番をつけてそれぞれ何秒ずつ洗うのかを決め、洗い流し終わるまでの工程もしっかりイメージしておくことで、擦りすぎにいよる肌荒れを防ぐことができます。
間違ったスキンケア【保湿】
洗顔と同じくらい大事なのが、「肌の保湿」
よくあるミスがこちら(どれか一つでも当てはまったらニキビは治らない原因だと思ってください)。私は一通りやっていました、、、泣
化粧水/乳液
- 量をケチって少量しか使わない
- 保湿力の低いものを使っている
- オールインワンのものを使う
フェイスマスク
- お風呂で湯船に浸かりながら
- 指定されている時間以上つけっぱなし
- 化粧を追加で染み込ませる
美容液
- ケチって少量しか使わない
- 欲張ってつけすぎる
- 成分の効果を理解していない
クリーム
- なんとなく塗っておく
- 肌がオイリーだから塗らない
総じて言えるのは、正しい方法で適量を自分の肌をよく観察しながら使うことです。
そのスキンケア工程の効果を理解した上で、使用することで初めて自分にあった方法を見つけることができます。スキンケアは恋人探しみたいなもので(笑)最初はいいと思って他のに、全然自分に合わなかったとか。何も知らないのに、友達に紹介されたからと言って試して後悔したりします。自分に合っているかどうかはしばらく使い続けてみないと分からないものですが、事前の下調べや今まで自分に合わなかった成分などを避けることで、出会いやすくなります。
最低限のルールを守ってスキンケアルーティーンを続けましょう。
思い込みの改善
①特定のネット情報を信じる
今時はどんな商品でもたくさんのレビューを簡単に見つけることができます。しかし、ちょっと調べただけで信じてしまうのはお勧めしません。どんなに優れた商品でも必ずネガティブなレビューは存在します。メリット、デメリットの両方の情報を見て、自分の肌に合いそうか?と言うのを検討しましょう。
②ニキビが悪化しているのに同じスキンケアを続ける
「悪化しているかも」と分かってはいても、まだ中身が残っているスキンケアを捨てるのは勿体無い。「今のスキンケアは正しいはず」だからもう少し続けたい。気持ちはわかりますが、これも良くありません。ニキビが悪化もしくは全く変わらないのであればあなたのスキンケアのどこかに問題があります。冷静になって何が問題なのか一つずつ解決していきましょう。
③短期間でスキンケアのアイテムを頻繁に変える
②で行ったことと、矛盾をしているようにも聞こえますが長期間間違った方法でスキンケアし続けるのが良くないのと同時に、効果を確かめられていないうちの短期間で頻繁にスキンケアアイテムを変えるのもまたニキビ治療には良くありません。一概にどれくらいで効果が確認できるかは言えませんが、毎日自分のお肌を観察するようにしましょう。悪化した場合でも改善した場合でも、どんな変化があったのかを日常から思い起こし、メモしておくといいでしょう!
④日焼け止めはスキンケアに関係ない
関係大ありです!!!しかし昔の私は顔用の日焼け止めの知識なんてなく、顔に塗ったらすぐにニキビになるのがいやで、基本的に日焼け止めは塗らない、もしくは顔に塗るとしても体用の刺激の強いものをそのまま使っていました。紫外線は肌を乾燥させ、シミの原因にもなりますしニキビが悪化する原因でもあります。かといって肌への負担が強すぎる日焼け止めは肌荒れの原因に。今ではコスパの良いノンコメドジェニック(ニキビになりにくい処方)商品も増えていますので、毎日塗るようにしましょう。
絶対焼かない・ニキビを作らない日焼け止め5選【2023年版】
ニキビを治して、きれいな肌を手に入れるまでって時間もお金もかかる根気のいる作業なんですよね。落ち込んでしまうことがあるのは仕方ないですが、必ず治ると信じて諦めないでください。私が、過去の間違ったスキンケアをしていた頃と、改善されてきた頃の大きな違いは「気持ち」にあったと思います。
常に自分が肌のために変えてみた行動やスキンケアをメモしながら、日常的に悪い癖で肌に良く無いことをしていないか気にしていました。出来るだけネガティブにならないようにしながらも、ニキビが増えてしまった時は冷静に何が影響してしまったのかを見つける癖をつけました。
自分の肌と向き合う
簡単そうで、なかなかできないのが自分の肌と向き合うこと。
私の場合は、10年以上もの長い間、自分のスキンケアは正しいと騙し騙しで続けていました、結果的にその間はニキビが完全になくなることはなく、常に顔のどこかに吹き出物やニキビ跡がありました。
ここで私が一番伝えたいのは、スキンケアだけがニキビを改善するわけではないと言うこと!肌と向き合うことの本質は生活習慣にあります。
基本的にちょーズボラな私は、生活環境はほんのたまーに部屋を綺麗にするだけで、布団を選択したのは年に1度あるかないか。食生活は毎日遅くまで友達と飲みにいき、オールで帰宅してそのまま寝てしまうことなんてザラでした。(恥)
この生活を見直すようになってからは劇的に新しくニキビができる回数が減りました。あれだけいろんなスキンケアアイテムを試したのに、根本的な原因は生活習慣だったなんて、、、。もっと早くに自分に向き合うべきでした。
そんな経験から肌質改善についていくつかヒントになる記事を細かく書いていますので、参考にしてみてください。
『肌質改善』全ての肌質に共通する完璧なスキンケアとは?
最後に
これを読んでくださっている方の中にニキビで悩むお子さんをお持ちの親御様がいらっしゃいましたら、お願いがございます。
自分の肌にニキビがあるだけで、何もやる気になれなかったり、ストレスから人に当たってしまい性格にまで影響して人間関係が悪くなることもあります。悩みの程度は人それぞれですが、もし、お子さんがニキビに悩んでいると知ったり、相談をされたりしたらできる限りの協力をしてあげてください。10代そこそこで自力で肌の改善をするのは知識的にも金銭的にも大変です。
私の記事から少しでもお肌の改善の手助けになれたら幸いです。