【ワーキングホリデー】自力で0から準備する手順

2021年6月30日

こんにちはElicaです😊

この記事は、「完全なワーホリ初心者」「海外自体が初めて」といったワーホリに行くと決めたけど何をどう準備していけば良いのか分からない。という人のための完全ガイドです。

>ワーキングホリデーをしたいけど何から始めていいかわからない。
>費用を最小限に抑えたい
>英語力はないけど自力でやりたい

ちなみに、エージェントを使わずに自力で準備をすることは決して難しくありません‼️

必要な書類もたくさんありますし、公的手続きが多いですが、やることさえ分かっていれば簡単。

最初のワーキングホリデー(ファースト)で私は無料エージェントを利用しましたが、

2回目のワーキングホリデー(セカンド)は、全て自分で手続きなどをしまして

結果的には、無料のエージェントを利用するよりも費用を抑えることができました。😅

(無料エージェントを利用することで隠れコストが発生するということではありません。無料エージェントは無料でサポートしてくれますが選択範囲が狭まってしまうということが自力との違いです。)

この記事を何回も読み、皆さんのワーキングホリデー(以下WH)を安心してスタートさせましょう😉

スポンサーリンク

情報収集

まずは情報収集です。‼️

情報量の違いは、現地での生活がスタートしてからも大きく影響します。

一番大変で、時間もかかりますがしっかり集めていきましょう。

集めるべき情報はこちらです。

□ WH を日本と提携している国を調べる

□ 自分が気になる国の文化、気候、物価、日本人の人口

□ WH VISAのルール(申請に必要なもの、年齢、期間、etc.)

□ VISAの申請方法(必要になる書類をチェックしましょう)

□ 現地の有名な情報サイトを手に入れる(使い方もマスターできると👍)

□ 現地の仕事や賃貸の探し方

□ WH 経験談を参考にする。(あまり運任せのようなブログは鵜呑みにせず参考までにしましょう)

一つひとつを細かく調べていくと自分の目的によって気になることが出てくると思いますが、

納得がいくまで、調べ尽くしましょう‼️

上記の全ての情報収集ができると、WH期間中のプランを立てやすくなります。

ここで重要なのは、現地でのプランは一つだけに絞ってしまわないことです。

現地についてからの環境や状況は少なからず変化していきます。

自分の目標を失わないためにも、現地で状況変化に対応できるよう

たくさんの情報収集が必要なわけです。

パスポートの用意

基本的に持っていくパスポートの有効期限は最低6ヶ月か、

現地でも更新できるとは思いますが手間が増えることを考えると

WHの期間をカバーできる有効期間が残っている方がいいでしょう。

□ 各都道府県のパスポート申請窓口がある場所を探す

□ パスポート(旅券)申請に必要な書類を揃える

  ;申請書、戸籍謄本、住民票の写し、写真(パスポートセンターで申請当日に取れる場所もあります)、身分証明できるもの(マイナンバーカード、運転免許証 etc.)

□ パスポート申請

  ;未成年の申請は5年間のパスポートしか申請できません。

  ;未成年の申請には親権者の署名が必要です。

  ;申請費用 >10年(20歳以上)16,000円 >5年(12歳以上)11,000円

  ;代理人の申請も可能ですがどちらにしろ本人の署名や必要書類が増えてしまいますので自分で申請することをお勧めします。

□ パスポート(旅券)を取りに行く

  ;パスポートの受け取りにも身分証明書が必要です。

パスポートの発行には一週間から1ヶ月かかる場合もありますので、WH に行くことを決めた時点ですぐに申請しましょう。

航空券の購入(最初の滞在先)

出発の時期が決まったら航空券を早めに購入しましょう。

航空券の場合は出発日に近くなるほど値上がりしますので少なくとも3ヶ月前には購入ができていると安心です。

費用を抑えたい場合は、LCC(格安航空会社)を選ぶ、または、最初の滞在先ホテルも一緒に予約することで費用を抑えることができます。

ホテルを追加してもさほど金額が変わらないのであれば別々で予約しても問題ありませんね。

それらを考慮して比較していきましょう。

□ 航空券の購入

スカイスキャナーhttps://www.skyscanner.jp/

Trip.com https://jp.trip.com/

エクスペディア https://www.expedia.co.jp/en/

トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/CheapFlightsHome

(航空券を予約する場合はパスポートの旅券番号、名前のスペルに十分気をつけましょう。間違いに気づかないまま当日を迎えてしまうと出発できなくなってしまいます。

□ 滞在先(最初の2週間〜1ヶ月)

航空券とは別で予約するには3通りあります。

 ;ホテル、バックパッカー、ホステルを予約サイトから予約する。(最初の滞在先にいる間に次の家、シェアルームを探す)

ブッキングドットコム https://www.booking.com/index.ja.html

Airbnb  https://www.airbnb.jp/

 ;現地のコミュニティサイトを利用して賃貸を借りる。(こちらの場合はかなり信用できる相手でない限りお勧めしません)

 ;ホームステイ(は、他の方法よりも費用がかかりますが英語環境などを優先させたい人にはお勧めです)Booking.comでも探せるようですので参考までに。😉

(海外で部屋を借りる場合はインスペクションと呼ばれる内見は必ずしましょう。予約サイトとは違い、オーナーがどんな人なのかや、実際の部屋の状態は実際に見るまでは信用してはいけません。)

海外旅行保険

海外旅行保険の証明がVISAの申請条件に無かったとしても、入っておきましょう。
不思議なもので入っていない人に限って事件や事故に巻き込まれます。😱
命はお金には変えられません☠️

□ 日本の海外保険会社に申し込む

 ;私のおすすめは保険Timesです。いくつかの保険会社から希望に合わせてお勧めのプランを教えてくれます。(平均的に1年の海外保険料は20万円から26万円ですが必要最低限のカバーで14万円程度まで抑えられます)

□ 現地の留学生向けの保険に入る

 ;少し難易度は高いですが、現地の保険に入るというのも費用を抑えるひとつの方法です。(”overseas insurance 〇〇←国名”で調べてみてください。)

□ クレジット付帯の保険を利用する

 ;2枚から3枚の付帯クレジットカードを利用するという裏技です。

 一番費用を抑えることのできる方法ですが、付帯の保険が利用できる条件がカード会社によって決まっていますのでこの方法を利用するときも必ず調べてからにしましょう。

VISAの申請

ビザを申請する国によって必要な書類や方法が変わってきます。

例えば、1年間に受け入れる人数を制限、または抽選制にして締め切りをもうけている国もあります。

申請条件をしっかり読み、必要書類を集める時間も含め余裕を持って申請しましょう。

英語で書かれていることを理解しなくてはいけないので大変に感じるかもしれませんが

Google翻訳を利用するだけでも十分ですので、最初のステップだと思ってゆっくり進めましょう。

□ 必要書類を集める

 ;パスポート、健康診断書、クレジットカード(申請費の支払い用)、銀行残高証明(翻訳版)、海外保険証 etc.

□ 申請費用の支払いをし申請をする

 ;申請先のサイトへ行き必要な情報を手順に沿って入力します。(個人のアカウント作成などが必要な場合があります)

 ;申請費用は申請時に支払うことが多いのでクレジットカードを用意しておきましょう。

(パスポートの旅券番号や名前のスペル、個人情報を入力する際は間違いがないよう再確認を必ずしましょう。)

□ 申請許可が降りたら許可証を印刷する

 ;空港だけでなく、銀行口座を開く時など現地の生活をしていく中でかなり頻繁に必要になります。

□ 申請許可がなかなか来なかった時のために問い合わせ先を控えておく

 ;万が一、申請がなかなか降りない場合に確認する方法も先に調べておくと安心です👍

日本円の送金準備

海外送金にもいくつか方法があります。

□ 海外送金アプリ

 ;お勧めなのはWise(旧Transfer Wise)、現時点でいちばん手数料を抑えることのできる方法です。

登録して日本からの送金をする前に、本人確認と住所確認が必要ですので、日本にいる間に準備しておきましょう。

□ 銀行海外送金

 :これはかなり手数料がかかってしまう方法なので、最終手段として覚えておきましょう。

□ 日本または現地の空港での両替

 ;最初の両替としては、最も手間のかからない方法ですね。ただ大金を現金で持ち歩くことはどの国であってもリスクが高すぎますので、現地についてすぐに必要になるであろう少額だけにしましょう。

□ キャッシュパスポート

 ;キャッシュパスポートとは年会費無料のトラベルプリペイドカードです。

年齢制限もなく、現地のATMから現金を引き出すことも可能です。かなり便利なカードで私もオーストラリアへ来る際に利用していましたが、振り込み手数料、両替手数料、ATM手数料など頻繁にコストがかさむため最初の数ヶ月だけ利用しました。

□ 日本人コミュニティサイト

 ;これはコミュニティサイトから現地に住む日本円を必要としている日本人の人と連絡を取り、個人間で両替をする方法です。手数料はかかりませんが、相手とのタイミングもあるので、なかなかチャレンジな両替方法です。ひとつの方法として覚えておくと、いつか役に立つかもしれません。

公約手続き

WHは現地で働くことのできるビザです。もちろんその国のルールに従って税金などを支払う必要があります。

例えば、日本にある住民票や国民保険などをそのままにしておくと二重で税金を支払うことになります。

必要のない納税を防ぐために公約手続きは忘れずにしておきましょう。

□ 海外転出届(住民票)

 ;一年以上の海外生活をする人に必要な手続きです。(国民年金、住民税の免除が可能です)

□ 国民年金

 ;年金は将来をあなた自身がどう考えるかで決めましょう。または一時的に支払いを停止し、後から未納分の支払いをすることも可能です。

□健康保険

 ;海外旅行保険を支払っているので特別支払い続ける必要はないと思います。万が一日本へ一時帰国した際に日本の保険を利用したいと考えているのであれば保有しておきましょう。(もしくは家族の扶養として加入するか「任意継続被保険者制度」の利用が退職から20日以内であれば、働いていた会社によって可能だそうです。

□ 住民税

 ;住民税は支払いルールがややこしいので、担当の窓口で説明を受けることをお勧めします。(1月1日に日本に住民票を置いている場合は、その年の1年分の住民税を支払う義務がある。と、されているので年末に出発するのが支払い金額が少なくてすむということになりますね。

□ 所得税、確定申告

 ;出発の時期によっては確定申告が必要な期間に日本にいられないこともありますね。そんな場合のために「準確定申告」が可能です。

□ 奨学金

 ;もちろん奨学金返納の免除はできませんが、返納を一時停止させることが可能です。

一つひとつをある程度理解した上で、区役所へ行きましょう。

それぞれ違う課で手続きをするため場合によっては往復をしなければいけない可能性があります。時間にも余裕思っていくことをお勧めします👍

私のアドバイスとしては、用意のできるものはできるだけ持っていくようにしたほうが手続きがスムーズに進みます。(パスポート、運転免許証、退職証明書 etc.)

渡航前の準備(直前)

*オーストラリアでは2021/12/21から日本からのワクチン接種が完了した人を対象に入国を許可するようですが、コロナワクチンの証明書や、入国後にも検査が必要になります。公式の情報を確認して、安全なワーキングホリデーをスタートさせましょう。

2023年現在ではワクチン接種の完了を証明する資料の提出は必要ありません。

日本を出発する日が近づいてきたらするべきことを、私がお勧めするものも含めて紹介します。

□ 健康診断

 ;海外での治療費は高額なことが多いですので、万が一の可能性を下げるためにも体のメンテナンスをしておきましょう😀特に歯の治療は日本で済ませておいたほうが安心です‼️

□ 携帯をSIMフリーにする(日本から端末を持ち込む場合)

 ;大手携帯会社(キャリア)で購入している端末は、契約している会社以外のSIMでは利用できないようにSIMロックがかかっています。そのまま海外に持ち込んでも利用することができませんので、日本から端末を持ち込む際には日本にいる間にSIMロックを解除する手続きか操作を済ませておきましょう‼️(どこの携帯会社でも電話番号や個人の情報を保有しておくのには毎月、数百円ほど支払う必要があります。保有しておきたい理由がない場合は解約をしましょう)

□ 現地の利用する銀行会社を決めておく

 ;事前にお勧めの銀行を調べて、どこの会社にするかだけでも決めておきましょう。銀行口座は、必要なものを持って窓口に行くだけで簡単に開けます👍

□現地の空港で購入のできるSIM会社を調べておく

  ;到着してすぐにインターネットが必要になりますよね。空港に着くとSIMを販売しているカウンターがあると思いますので、どれくらい滞在をする予定で、どんなプランがあるのか聞きましょう。(わからないことは、聞けば丁寧に教えてくれますので、心配しなくても大丈夫です。)

□ 国際免許

 ;現地についてからでも取得できると思いますが、海外で運転をする可能性が高いのであれば日本で用意しておいてもいいと思います。

荷造り

WHは旅行とは違い必要になるものも変わるので、何を持っていけばいいのかイメージしづらいですよね。

私がお勧めするアイテムとリストの作り方をアドバイスしたいと思います。

□ パスポート、VISAの許可証、海外旅行保険証、現金3万〜5万円(空港での両替用)

□ 日本製の医薬品類;頭痛薬、胃腸薬、酔い止め、etc.(海外には持ち込み制限がありますので気をつけましょう)

□ クレジットカード2枚;身分証の一つにもなります。

□ 運転免許証(日本と国際)

□SIMフリーの携帯端末

正直、上記の物さえ揃っていれば海外生活はスタートさせられます。

もちろん他にも必要なものはたくさんあるのですが、ここからは人によって変わる物ですので必要最低限にするために、自分専用のリストを作りましょう。

□ 日用品

 ;基本的には日用品は現地で調達できます。到着してすぐに必要なもの、急には変えがきかないものだけ準備していきましょう。化粧品、シャンプー類は旅行用の容器で持っていくと軽くなります。

□ 電化製品

 ;モバイルバッテリー、変換プラグ(2つ)、ドライヤー、パソコン。それ以外の電化製品は現地で購入したほうが変圧器や変換プラグ(この2つは非常に壊れやすい)が必要にならずに済みます。

□ 衣類.タオル

 ;下着を含め夏服、冬服3日分の着替えがあれば間に合います。

□ その他

 ;自分が日常的に使っているもので、なくてもなんとかなるものはできるだけリストから外しましょう。

必要かなと思って日本であれこれ買った挙句、荷物の重量オーバーでさらに高額な追加出費を重ねることは是非とも避けて欲しいです。

本当に必要なものと、自分が持っていきたいもののリストは分けて、余裕があるようなら入れるようにしましょう👍

到着してすぐに必要なこと

無事に現地に到着して一安心、、、😌

ですが到着してすぐにやらないと後から面倒なことになってしまうこともあります‼️

□ SIMカードの購入

 ;空港に着いたらまずこれです。日本にいるうちに下調べしておくとスムーズです😊

□ 銀行口座の開設

 ;こちらも早めに済ませましょう。あまり日にちがたってしまうと、必要書類が増えたり審査に時間がかかってしまう可能性があります。

□ 在留届を提出する

 ;日本大使館からの重要な情報であったり、何かあった時の身元確認の役割もあります。

□ タックスファイルナンバー(TFN)の取得

;これがないと仕事が始められません。オンラインで申請が簡単にできますので、早めに済ませておきましょう。➡️申請はこちらから

□ スーパーアニュエーションの取得

;日本でいう年金をオーストラリアでは、給料から差し引かれて自動的にスーパーアニュエーション講座に積み立てられます。こちらもオーストラリアで働くには必須。自分の銀行口座に使っている会社(ANZやCommonwelthなど)で申請することもできます。

まとめ

みなさんが後悔をしないようにと願いも込めて今回、記事にまとめましたが、恐らく全てを完璧にこなすことは難しいと思います。

ただ、あなたは初めての挑戦をしていることを忘れないでください😊これこそ失敗も経験です。

部分的にもっと詳しく書けたらな、と思う部分もありますので少しずつ記事にしていけたらと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

それではまた😘

スポンサーリンク